複数のコンピュータがつながっていることをネットワークと言います。
パソコンに限らず、複数のニンテンドーDSがつながっている状態もネットワークと言います。
2台のDSが、お互いに通信をしあっていれば、それはネットワークなのです。
DSがネットワークにつながる時、ワイヤレスでつながります。ワイヤレスというのは、「電線が無い」ということです。
電話で例を上げれば、
・家庭にある電話機(親機)には、電話線が壁からつながっています。話した内容は、この電話線を流れていきます。
・一方、携帯電話には電線がありません。話した内容は、電波となって空中を飛んでいきます。
携帯電話と同じように、DSもワイヤレスで通信をおこなっています。
DSのネットワークはワイヤレス、つまり無線なので、何と何がつながるのか分かりません。
どういう時につながるのかを決めておかなければ、突然、DSと携帯電話がつながり、混線するかもしれません。
そのため、ネットワークにつながる時、DS同士が話をする言葉が決めてあります。
それ以外の言葉を使っている電波は、DSの電波ではありませんよ、と分かるようにです。
さらにDSは、この言葉を2種類おぼえています。
1つめの言葉は、DSワイヤレスプレイの時に使われている通信方法です。
この通信方法は、任天堂が独自に作った通信方法で、10mくらいの距離の中にいるDSすべてに聞こえる言葉です。
DSワイヤレスプレイ、DSダウンロードプレイ、その他にピクトチャットもこの通信方法を使っています。
2つめの言葉は、Wi-Fiと呼ばれるものです。
この通信方法は、世界中のメーカーの無線機器を、お互いに話ができるようにと作られた世界共通語です。
一般的にはWi-Fiと言った場合、この通信方法を使うことができるマシンを指すようです。
そして、ニンテンドーWi-Fiコネクションを使う場合、この通信方法を使います。